テストも兼ねて第三弾 pt. 1 [小阿房自転車の旅]
想定通りのフォーク抜き輪行が出来るかどうか, そう思い立ったが吉日でまたもやテストの旅に出たのでございます.
今回の主なミッションは想定通りのフォーク抜き輪行が出来るかどうかございます. こういう場合, 事前に家でにテストして本番に臨むものでしょうが, 本番で本気を出すタイプ?の自分には毛頭そんな考えはございません. 分解に失敗すれば, 自転車は駅併設の駐輪場に置いてただの小旅行, 組み立てに失敗すれば余計なお荷物を背負っての鉄道旅になる訳でございます.
実は今回, このテストの為に分割式泥除けを元の一体式の泥除けに再度変更しました. 分割式泥除けでネジを緩める部分は三ヶ所ですが, 一体式泥除けでも四ヶ所なので, 大幅に時間短縮が見込まれる訳ではないですし, 強度的には一体式の方が稼げる筈です. そして何より好みのデザインともなれば, 旅の友としても相応しいだろうという思いもありました. もしテストの結果が思わしくなければ, その時に初めて分割式泥除けに変更してみたいと思います. そしてもう一点, フロントサイドにバッグを装着する予定がないのにサイドバッグキャリアを敢えて付けてみました. 自転車を分解する際(特に後輪周りの分解), 前輪を倒して作業を行う訳ですが, サイドバッグキャリアがあることによってクイックレリーズやバッテリーランプを保護出来るのです. これによって, 傷をあまり気にすることなく分解出来るのは精神衛生上も好ましい限りでございます.
列車発車時刻の一時間前に駅に到着. 乗り換えが一回減るので仙台駅まで行っても良かったのですが, 人通りは多いし, 風情はないしなので, 最寄の北仙台駅からの乗車にしてみました. ここもバリアフリー化の影響で現在工事の真っ最中ですが, 昭和初期に建てられた駅舎は中の姿は大幅に変わったものの, 当時から小洒落た外観は健在ということもあって旅のい始まりには相応しいと思うのでございます. 今回はテストということで, 分解に一時間猶予を取りました. もし, 乗り遅れるようなことがあれば, それはそれで痛いのですが, そもそも一時間以上掛かって分解が成功してもと, 実際的な時間の限界値を越えることになりますので, その時点で計画は失敗したという事になります. ランドナーでの輪行は大凡30分を目標としたいと思います.
旅装というよりほとんど散歩気分の持ち物一式
まずはペダルから分解を始めます. どっちが逆ネジだったっけ?と久々のペダル外しでちょっと悩むお茶目な自分がいます. 続いて後輪部分の分解に着手します. 気が昂ぶっている為かブレーキワイヤーやダイナモコードを外さないまま作業に取り掛かろうとして焦ってしまいます. いかん, いかん(笑). そして, この時点でフレームパッドの養生を忘れていたことに気付いてちぐはぐな分解をしていることに気づく訳です.
少し落ち着いて後輪の泥除け外し, ハンドルポストの脱着(台形臼のハンドルポストなので, これもちょっと一苦労です)をこなし, いよいよ一番問題となるフォーク抜きに着手します. 結論からすれば, フロントのブレーキワイヤーを外すだけで, バンドル周りの自由度は想定通りかなり高くなるので, 輪行する分には問題ないようです. そのうちブルジョア(死語)なワイヤー内蔵タイプの高級フレームを入手する機会があったとしてもどうやら問題はなさそうでございます.
分解したところ
続いてシートステーを下にしたままフレームを立ててみます. ハンガー部分の作りが悪いランドナーだとリアディレーラーが干渉するとの話がALPSの自転車を書いた書論にあったように記憶していますが, このランドナーはサドルと泥除けステーのダボの三点支持で上手くリアディレーラーの干渉を避けている. 一体どんな素性のランドナーなんだ?と改めて思うのでございます.
輪行バッグが横長なタイプで, 立てたままだと上手く収納出来ないようなので, 結局サドルを下にして収めてみました. 最後に忘れ物がないか周りを見回したら, 上部ベアリングケージが落ちていました. 危ない, 危ない. これを忘れたら, 自転車はただの荷物にしかなりません. ここまでゆっくりバラして35分. 予定していた列車の一本前の列車に乗れました. さて, これからビールを片手に鉄道旅でございます.
こんな風にまとめて
これにて一件落着
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今回の主なミッションは想定通りのフォーク抜き輪行が出来るかどうかございます. こういう場合, 事前に家でにテストして本番に臨むものでしょうが, 本番で本気を出すタイプ?の自分には毛頭そんな考えはございません. 分解に失敗すれば, 自転車は駅併設の駐輪場に置いてただの小旅行, 組み立てに失敗すれば余計なお荷物を背負っての鉄道旅になる訳でございます.
実は今回, このテストの為に分割式泥除けを元の一体式の泥除けに再度変更しました. 分割式泥除けでネジを緩める部分は三ヶ所ですが, 一体式泥除けでも四ヶ所なので, 大幅に時間短縮が見込まれる訳ではないですし, 強度的には一体式の方が稼げる筈です. そして何より好みのデザインともなれば, 旅の友としても相応しいだろうという思いもありました. もしテストの結果が思わしくなければ, その時に初めて分割式泥除けに変更してみたいと思います. そしてもう一点, フロントサイドにバッグを装着する予定がないのにサイドバッグキャリアを敢えて付けてみました. 自転車を分解する際(特に後輪周りの分解), 前輪を倒して作業を行う訳ですが, サイドバッグキャリアがあることによってクイックレリーズやバッテリーランプを保護出来るのです. これによって, 傷をあまり気にすることなく分解出来るのは精神衛生上も好ましい限りでございます.
列車発車時刻の一時間前に駅に到着. 乗り換えが一回減るので仙台駅まで行っても良かったのですが, 人通りは多いし, 風情はないしなので, 最寄の北仙台駅からの乗車にしてみました. ここもバリアフリー化の影響で現在工事の真っ最中ですが, 昭和初期に建てられた駅舎は中の姿は大幅に変わったものの, 当時から小洒落た外観は健在ということもあって旅のい始まりには相応しいと思うのでございます. 今回はテストということで, 分解に一時間猶予を取りました. もし, 乗り遅れるようなことがあれば, それはそれで痛いのですが, そもそも一時間以上掛かって分解が成功してもと, 実際的な時間の限界値を越えることになりますので, その時点で計画は失敗したという事になります. ランドナーでの輪行は大凡30分を目標としたいと思います.
旅装というよりほとんど散歩気分の持ち物一式
まずはペダルから分解を始めます. どっちが逆ネジだったっけ?と久々のペダル外しでちょっと悩むお茶目な自分がいます. 続いて後輪部分の分解に着手します. 気が昂ぶっている為かブレーキワイヤーやダイナモコードを外さないまま作業に取り掛かろうとして焦ってしまいます. いかん, いかん(笑). そして, この時点でフレームパッドの養生を忘れていたことに気付いてちぐはぐな分解をしていることに気づく訳です.
少し落ち着いて後輪の泥除け外し, ハンドルポストの脱着(台形臼のハンドルポストなので, これもちょっと一苦労です)をこなし, いよいよ一番問題となるフォーク抜きに着手します. 結論からすれば, フロントのブレーキワイヤーを外すだけで, バンドル周りの自由度は想定通りかなり高くなるので, 輪行する分には問題ないようです. そのうちブルジョア(死語)なワイヤー内蔵タイプの高級フレームを入手する機会があったとしてもどうやら問題はなさそうでございます.
分解したところ
続いてシートステーを下にしたままフレームを立ててみます. ハンガー部分の作りが悪いランドナーだとリアディレーラーが干渉するとの話がALPSの自転車を書いた書論にあったように記憶していますが, このランドナーはサドルと泥除けステーのダボの三点支持で上手くリアディレーラーの干渉を避けている. 一体どんな素性のランドナーなんだ?と改めて思うのでございます.
輪行バッグが横長なタイプで, 立てたままだと上手く収納出来ないようなので, 結局サドルを下にして収めてみました. 最後に忘れ物がないか周りを見回したら, 上部ベアリングケージが落ちていました. 危ない, 危ない. これを忘れたら, 自転車はただの荷物にしかなりません. ここまでゆっくりバラして35分. 予定していた列車の一本前の列車に乗れました. さて, これからビールを片手に鉄道旅でございます.
こんな風にまとめて
これにて一件落着
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2010-07-26 23:55
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コメント(2)
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私は泥除け付きの輪行は大変なので外してしまいました。
by finemodeler (2010-08-17 23:50)
基本的に自転車いじりが好きなので, 面倒臭いも愉しみのうちというスタンスでやっております.
確かに泥除けなしの方が合理的ですが, 合理化によって失われたモノを探す旅路でもあるのです.
by mincer* (2010-08-18 05:24)